2013年5月30日木曜日

江東区清澄庭園の庭石:高梁川の石


時間が空くと、久しく歩いていない道を歩いて、建物基礎の中に「房州石」が混じっていないか探す事を続けている。この日は江東区の清澄庭園とその周辺を歩いてみた。庭園には伊豆系の熔岩が多く庭石として置かれている。夫々には小さな木札が傍に建てられ、「伊豆磯石」,「伊豆川奈石」,「伊豆網代石」,「伊豆式根島石」,と書かれていて、その他に「真鶴石(箱根系)」,石橋には仙台石(稲井石のようだ)」,「讃岐御影」,「紀州青石」「佐渡赤玉石」等が記されている。前置きが長くなった。

残念ながら茶店の傍の此の石材には産地名が付けられていない。だが、此の石材には見覚えが在る。円磨された石灰岩、赤いチャート片とその細砂が含まれて居るのは、伯備線の美袋で、高梁川右岸の河川敷で採集した円礫の中に含まれて居た円礫と同じだ。その隣の斑れい岩みたいな石材は良く判らないが、なんで此の石材が1個だけ此処に在るのか不思議。てな訳でご紹介!


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